いろいろな企業の株を株主優待を受け取れる最低株数で買っていくのが賢い投資法です。

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株主優待を活用する

株式のチャート

堅実な節約女子は、損失の出す可能性がある投資を嫌がる人も多いですが、株主優待目的の長期投資は堅実です。
日常的に使えるお得な優待を使えば利回りが非常に高いです。

 

大手優良企業であれば毎年安定して優待を提供してくれて、配当とは違い赤字になっても簡単に優待を打ち切ることはありません。
つまり、投資先が倒産をしないことと、短期的に売却をしなければ損失を出すリスクは極めて少ないです。

 

 

優待活用術の一例

 

・イオン
持ち株数に応じて、年間100万円以内で3~7%キャッシュバックされる優待カードを配布
1株2,600円で100株買うと26万円の投資。年間80万円買い物すれば3%2万4千円のキャッシュバックを毎年受けられます。
優待とは別に配当もあります。10年保有すれば配当と優待で投資金を回収できます。

 

 

・ヤマダ電機
100株保有すると年間2,000円分の優待券が届きます。
1株550円前後なので、投資額は5万5千円程度です。
ヤマダ電機は食料品なども豊富に取り揃えているので、近くに店舗があれば手軽に優待券を活用できます。

 

 

・牛丼チェーン系
吉野家、松屋、すき家(ゼンショーHD)などの牛丼チェーンは飲食チェーンの中でも優待の割合が高いと評判です。20万円前後の投資金で2~3千円の優待をもらえます。
牛丼だけではなく定食も活用できますし、家族の食事でまとめて使うことも可能です。
たまに外食をする方にオススメです。

 

 

長期的な展望

株主優待を持つメリットとは

株主優待は多くの企業が用意しています。
優待の権利日のみ株を買うと、翌日の配当落ちで損失を出すリスクがあるので、堅実に投資するなら長期投資がオススメです。
長期投資で怖いのが将来的な株価の暴落です。

 

企業ごとで低迷する可能性はありますが、よほど大きなニュースがなければ将来的な日系平均株価は上昇を続けると予想されています。
アメリカの経済市場が拡大傾向にあることや、日本製品の品質は世界トップクラスなので輸出需要も期待できます。

 

また国が進めるインフレ政策も効果が出ていて、物価が上昇すれば必然的に株価を連動して上昇していきます。
将来の株価に確実な予測はありませんが、10年、20年と優待を貰いながら保有して受け取った優待相当分を含めた計算をすれば損失を出すリスクが非常に少ないです。

 

 

優待は税金を取られない

 

株の売却益や配当は分離課税で原則20%の税金を取られます(NISAなど非課税になる場合もあり)
優待を受け取る分は非課税なので税制面でもお得です。
また、株は源泉徴収ありの特定口座が用意されていて、利益が出た場合でも確定申告不要で受け取ったお金から自動的に税金が支払われて、
損失を出した場合は他の利益で払った税金が還付
されます。
全体で損失を出したら、確定申告しないと繰り越しできませんが、配当目的の長期投資であれば税申告不要になる手軽さも魅力です。

 

まずは身近な所で利用できる優待情報を調べることから始めてみましょう。
やるのであればお試しではなく、最低でも3~5年以上は持ち続ける覚悟を持っていた方がいいです。
一つの株を大量に買うよりも、色々な株を優待を受け取れる最低株数で買っていくのが賢い投資法です。