お風呂の残り湯を洗濯に使えば、光熱費を抑えられて生活水準を上げられます。

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お風呂の水を洗濯に使う

水道代で大きなウェイトを占めているのがお風呂と洗濯です。
節水テクニックの定番になっているのが、お風呂の水で洗濯することです。

 

洗濯機置き場が脱衣所など、お風呂の近くにないと活用できませんが、場所の問題がなければ活用しないのは勿体ないです。
お風呂のお湯は不潔だと思うかもしれないですが、お湯で洗濯すると頑固な汚れを落とす効果もありますし、湯船の水を何日も使いまわしていなければ、汚れは洗濯用洗剤で浄化されます。
入浴剤を使っている場合でも洗剤を入れて洗えば問題ありません。

 

 

ホースは別売りでも売っている

 

洗濯機にお湯取りボタンはあるけどホースが付いていない場合は、別売りでホースだけ買うことができます。
洗濯機を買いなおす必要があると勘違いしている人もいますが、洗濯機が脱衣所に置いてあれば、別売りホースを使うだけで簡単に活用できます。

 

 

どのくらいの節約になる?

 

湯船の水を利用する

水道局によって単価は違いますが、東京都の場合、1立方m(1,000L)あたりの水道代は約24円です。(上下水合算、基本料金別)
洗濯機の洗いが1回50Lだった場合、1カ月毎日洗濯すれば1.5立法mで約36円の節約になります。
お湯取りにかかる電気代は1回あたり0.1円未満。1カ月毎日使っても数円程度しかかかりません。
洗いだけだとちょっとした節約にしかならないと感じますが、すすぎも活用すれば1カ月で約72円、年間860円ほどの節約効果を期待できます。

 

ふろ水を使ったすすぎであっても、お風呂のお湯を1日しか使わないで綺麗に使っていれば問題ありません。
風呂上りの状態で目に見えて皮脂が浮いているなど汚く感じるのであれば、洗いだけにしておいた方が無難です。

 

節約効果は意外に少ないですが、2日使っていたお風呂のお湯を、洗濯とセットにして毎日新しくすればお得感を味わえます。
2日目のお湯を追い炊きするよりも、新しくお風呂を張った方がガス代も安くなります。
お風呂の水を洗濯で使えば、光熱費の高騰を抑えて手軽に生活水準を上げられます。

 

 

 

洗濯機を買い替えるメリットはある?

 

洗濯機によっては、洗いのみしか風呂水を使えず、すすぎは水道のみで対応している商品があります。
縦置きタイプの場合、新しいモデルの多くは、すすぎのお湯取りにも対応しています。
また、ドラム型だと縦型よりも使う水量が安くなります。

 

ドラム型の場合は乾燥機能の電気代が安くなるので、水道代よりも電気代で節約できます。
縦型の洗濯乾燥機より1回10円以上も電気代が安くなることもあります。
さらにドラム型は、シャツの襟などがヨレヨレになりにくいメリットがあるので洋服を長く使えます。

 

高いブランド服を買って、よれてくると買いなおす人は節約できる要素が大きいので洗濯機を買い替えるメリットが大きいです。
お風呂の水を使う目的だけで縦型から縦型に切り替えるほどの節約効果はありません。
ただし洗濯機も高年式になるほど進化しているので、洗いあがりの質で費用に対しての魅力や効果を感じられます。
簡易乾燥機能が付いていれば雨の日に除湿機を回す時間を少なくできるようになります。